ビジネスで「リピーター」を生み出すテクニック!競争から抜け出せ!
ども、とびーです!
あなたは買い物をしていて、
「1つ買ったら全部そろえたい」
「新しい椅子を買ったら次は机がほしい」
「集めているフィギュアをコンプリートしたい」
というような、心理状態になってことはありませんか?
「ある」と思った方、
特に購買欲求が強いわけではないので安心してください。
人間には、1つものを買うと、
それに共通するものをそろえたいという心理が働きます。
これをディドロ効果といいます。
実はこのディドロ効果、マーケティングの世界では様々なシーンで活用され、
多くのリピーターを生み出しています。
・リピーターを少しでも増やしたい!
・爆発的に利益を出したい!
・自分の新たなファンを獲得したい!
と思うなら是非、今回の記事を参考にしてください。
・ディドロ効果とは?
自らの生活の中に、今まではなかった新しいものによって、
「新たな価値」が与えられた場合、
その新しい価値に合わせて、
自分の生活環境や持ち物を統一させようとする心理です。
ジムに買い始めた人が、トレーニングシューズや
スポーツウェアを一式そろえようとしますよね。
人間にとって、中途半端にやめることは、
気持ちが悪く、落ち着かないのです。
なにかをやるなら、
徹底的にそろえたくなるという心理状態になります。
・大型家具のインテリア店
大手の家具店では、机や椅子のばら売りだけではなく、実際の部屋のように、
机、いす、ベッド、タンスなどがセットになった展示の仕方がされています。
インテリアをセットすることで、購買者にセットであるという認識を与えるため、そのうちの1つを買った場合、
セットのように家具をそろえたいという心理が働きます。
それにより、ほかの商品の購買欲求が高まり、
リピーターを獲得する可能性が出てきます!
・スマホゲームの課金システム
スマホゲームなどのキャラクターを育成するゲームでは、課金することにより、新たなアイテムが手に入ったり、
追加コンテンツを入手できたりします。
これは自らの育てるキャラクターを、さらに自分好みに育てたいという思いから
アイテムや追加コンテンツの購買意欲が促進されます。
・ツァイガルニク効果
ツァイガルニク効果とは、人が達成できなかった事柄や、中断している事柄の方を、
達成できた事柄よりもよく覚えているという行動心理です。
簡単に言うと、
「最後までやり切りたい、続きが気になる」といった感情です。
続き物の商品で、初めの商品を格安で販売し、新規顧客の購入ハードルを下げ、多くの新規顧客を獲得し、
その中で続きが気になるとなった人たちに、
最後まで購入してもらうというマーケティング施策として使うことができます。
・まとめ
ディドロ効果とは、自分の生活環境や、
所有物を理想の価値観に統一しようとする行動心理でした。
ディドロ効果をマーケティング施策に取り込むことで、商品を続きがあるストーリー仕立てにしたり、セットでの販売にしたりすることで、
購買者に「統一したい」という心理を働かせ、
リピーターへとつなげることが可能になります。
また私のLINE@では、初心者の方に向けた質問やご相談を募集しています^^